漂流人間とクリスマス

見当違いでございます。

ドラマ「獣になれない私たち」7話感想

今回めちゃくちゃ面白かった~
彼氏と寝た女性と彼氏の元彼女と彼氏の母親を攻略する晶…
呉羽が言ってた晶の「人の気持ちがわかる」スキルをいかんなく発揮してた。
 
・100回のハグでは許さない晶
呉羽が京谷と寝たり状況を掻きまわした件を晶に謝罪。晶に「100回ハグするころにはゆるしてもらえるかな~?」とハグをし、それに対して晶は「1000回」って返すのむちゃかわいい~~~~~~推しカプにやってほし~~~~と思ったオタク
1000回とかいう結構な数字を提示する晶~~~1000回ハグするくらい仲良しでいて呉羽晶~~~アアア~~~ハグするくらい仲良しだけどそのハグは謝罪の形ッ
 
・恒星の汚いお金はどこから?
本当と虚構を織り交ぜて最後に「嘘ですよ」かます恒星見て、夢野幻太郎じゃん…と笑った。ヒプマイ3rdライブの夢野先生ソロ「シナリオライアー」で自分の過去話を本を読みながら語るけどその本は白紙だよって演出よかった。あれ白紙だったことで全部嘘(虚無・虚構)・全部本当(本を読んでいるわけではない・本心からの歌)どちらともとれる(自称全部嘘だが全部嘘発言は歌詞じゃないから全部本当っていう)
恒星のお話は前半が本当で後半が嘘だったので、話している途中でなんでこんなこと喋っちゃってるのかなと我に返ったパターンかなと思いました。「酒の席では真面目な話をしない」と言う恒星に対して「呉羽さんに振られたのはそういうところのせいでは」とずばり指摘する晶。恒星に対してはかなりズケズケいけるんだよな。
 
・本音のリハビリ
晶にとって京谷は「はじめての人」と聞いた瞬間に性的な意味で捉えた恒星。でもあの言い淀んだあとそういう風言い方されると性的な方向でとってしまうかも。実際はそうではなく「生まれて初めて人に愛されるってこういうことなんだーって思った人」でした。それを「はじめての人」って略しすぎでは!?
複雑な家庭で育った晶にとって京谷はただの恋人ではなく自分の存在を肯定してくれる人(京谷が肯定してるというより、京谷が愛してくれることで晶自身が自分を肯定できる)だったんだな。なので晶にとって京谷はいろんな意味で大切な存在で失うことで自分まで失っちゃうから京谷にとって良い自分でいようという意識強くなってしまったようです。
 
・橋爪さんに「バカかお前」連呼される京谷
京谷、責任がどうのこうの言って朱里や晶のため込んでいる感情に対して向き合えていないというか、気づいてすらいない模様
 
・飢え死にしそうな朱里
匍匐前進で現れて缶詰のコーン食べる朱里のダメ人間感かわいい!
ダメ人間的絵面が好きなのはモラトリアムクズ萌えがあるからでしょうか。
クズな状態っていつか終わり、下手したら死の匂いがするのが好き。
朱里まさに飢え死にしそうになってたし。うさぎのたっちんを巻き込むのはかわいそう~
 
松任谷さん監視カメラを付けられたことで喋らないと仕事が捗ることに気づく
雑談は楽しいが時間を吸収されるから。そりゃそうだなんだけど。
SEはほっとかれたい人が多いらしい(佐久間さん談)まぁほっとかれたいタイプじゃなくてもカメラがある環境はなんとなく緊張するよね。私も出先でよく監視カメラあるかなって捜す(それはただの遊びだ)
 
・諦めてる松任谷さんと諦めるものもない上野
期待されなきゃがっかりされることもない。どんなに頑張ってもうまくできないことができる松任谷さんと、そもそも期待されたことがない上野。晶は期待されて頑張らなきゃでゴリゴリ自分の精神けずりながら期待に応えられるタイプだからどんなに頑張っても期待に応えられない人がいるとは考えたことなかったんじゃないかな。松任谷さんと上野の話盗み聞きして結構びっくりしているように見えた。こういう自分とは根本的に異なる人がいると知れるのいいね~あと松任谷さんが初期晶のこと完璧超人だと思ってたのわかったよかった。お仕事押し付けてたのとかも晶にいじわるしてたわけじゃなくて完璧超人に任せよ!の気持ちだったんだね。それと晶が誰かに助けてもらうような隙を与えてなかったんだろうな。
 
・朱里対恒星
「不幸の背比べは楽しいですか~wwwww」と煽る恒星。
朱里にビールをぶっかけられる。朱里ちゃんビール飲み逃げしたりぶっかけに使ったりやりたい放題だな。
言わなすぎの晶と言いすぎの恒星の対比がすげぇや。でも恒星は晶に、京谷に殴られたことや朱里にビールぶっかけられたことは言ってないし汚いお金の件も「嘘ですよ」してるし大事なことは言わないんだよな。上っ面でヘラるのは得意。
 
・何故か京谷じゃなくて朱里と同居する晶
家の前で張り込まれた上に家の前で寝ちゃう朱里を仕方なく家にあげる晶。朱里ちゃんマジ奔放。家の前で顔見えない状態で待ってるのボーイズラブの文脈と思った。家の前で待ってて具合悪かったり、姿はないけど待ってた証として部屋の前に煙草の吸殻落ちてるやつ…ビール瓶で家飲みも…京ちゃんという業の深い人間に人生を振り回された晶と朱里。人生は誰のものなのか~
 
・京谷に別れを告げる晶
京谷がはじめての人で京谷を自分の人生としていたから京谷と別れることで自分の人生を捨ててしまうのが怖かった晶。でもそんな人生は自分の人生じゃないと気づいた。京谷が自分の人生になっちゃってたらもうすで捨てちゃってるようなもんだもんなぁ。人生を投げ出さないために(現状投げちゃってるので)京谷と別れることを決めた晶。自分から別れ話できてよかったね!しかも笑顔で!さらに呼び止めようとした京谷を京谷母がいいタイミングで邪魔してくれたのナイスプレー。晶は京谷母の良き理解者となってたから母は晶と京谷が別れたの知ったらなんか行動起こしそうだな~どうなんでしょ
とりあえず獣にならなくても自分の気持ちに従って生きる道を進めた晶…